読んで学ぶ お金の記事
NISA・iDeCo・ふるさと納税など、気になるお金のしくみを、専門用語をかみくだいてやさしく解説します。
🔰 はじめての投資
「投資って必要?怖くない?」の疑問に、いちから答えます。
複利ってなに?──雪だるまは、大きくなってからが速い
「複利はすごい」とよく聞きますが、増え方が上がるのは20年をすぎたころからです。毎月2万円を年3%で積み立てた場合、運用で増えた分は最初の10年で39.5万円、31年目から40年目の10年では446.6万円と、11倍ほどの差がつく計算になります。だから最初の10年が地味なのは、そういうものです。複利と単利のちがい、出したお金を720万円でそろえても始める年齢で404万円変わること、65歳で1,000万円にするための毎月の額、72の法則で見る「2倍になるまでの年数」(ゆうちょ銀行の通常貯金は年0.300%で約240年)、信託報酬0.1%と1%で30年後に369万円変わることまで、実際の数字でやさしくまとめました。
暴落したらどうする?──下がったときに、やっていいこと・ダメなこと
投資を続けていれば、資産が大きく目減りする日はいつか必ず来ます。大事なのは、その日に何をするか。売らないかぎり損は確定しません。国の年金を運用するGPIFも、リーマンショックの2008年度はマイナス7.57%でしたが、その暴落を含む2001〜2025年度の平均は年率プラス4.67%でした。下がったときにやっていいこと4つと、やらないほうがいいこと4つ(NISAの損は税金で取り返せない、非課税枠は翌年まで戻らない等)を、GPIF・国税庁・警察庁の公的データでやさしく整理しました。
そもそも私に投資は必要?──「何のために」から考える投資の目的
「みんな始めてるけど自分もやらなきゃ?」と迷っていませんか。じつは投資は全員に必須ではありません。大切なのは「何のために投資するのか」という目的。目的があると、毎月の金額も・続ける期間も・やめどきもブレなくなります。投資が必要な人・急がない人のちがいと、目的の見つけ方をやさしく解説します。
投資、始めて大丈夫?──3つの土台と、かんたん自己チェック
投資に興味は出たけど「今の自分が始めても大丈夫?」と不安な方へ。始めていいかは「生活防衛資金・高金利の借金・使う予定のお金」の3つの土台でチェックできます。かんたん自己チェックと、年齢・状況別の考え方、回さないほうがいいお金まで、やさしく整理します。
投資って危ないんでしょ?──「怖い」の正体を初心者にやさしく解説
投資は怖い…その気持ち、よく分かります。でも怖いのは「知らないから」。実は宝くじの方がお金を失いやすいこと、投資は失う上限が決まっていること、投資信託がゼロになりにくいしくみを、初心者にやさしく解説します。
🌱 NISA・iDeCoをはじめる
制度のしくみから、口座の作り方・商品の選び方まで順番に。
NISAとiDeCo、どっちが先?初心者はNISAから埋めるのがラクな理由
NISAもiDeCoもお得だけど、両方いっぺんは大変。じゃあどっちから?迷ったら、まずNISAがおすすめです。いつでも引き出せる安心感と、手数料・受け取りがシンプルなこと——この2つが理由。iDeCoを先に検討していい人の条件、NISA枠を埋めてからiDeCoへ進む順番まで、初心者にやさしく整理します。
iDeCo(イデコ)とは?初心者向けにやさしく解説【税金でトクする年金づくり】
iDeCo(イデコ)は、自分で積み立てる私的年金です。掛金が全額所得控除・運用益が非課税・受取時も控除という「3つの税金メリット」がある一方、原則60歳まで引き出せません。しくみ・メリット・注意点・始められる人と掛金の上限まで、初心者にやさしく解説します。
iDeCoの手数料と、受け取るときの税金は?──やさしく整理
iDeCoは「掛金の節税」ばかり注目されますが、実際の損得は「かかる手数料」と「受け取るときの税金」まで含めて決まります。手数料は3つのタイミングでいくら?受け取るときに税金はかかる?損しないための注意点は?——初心者にやさしく、かみ砕いて整理します。
証券口座って何?──銀行口座との違いと、初心者の口座の選び方
NISAを始めようとすると必ず出てくる「証券口座」。そもそも何?という方へ、銀行口座との違いをやさしく解説。特定口座・一般口座・NISA口座の違いと、「源泉徴収あり・なし」どっちを選べばいいか(初心者は"あり"でOK)まで、迷わないように整理します。
NISAって、じゃあどう始めるの?──口座の作り方と最初の一歩
新NISAがなんとなく分かってきたけど「で、結局どうすればいいの?」という方へ。始め方はたった3ステップです。どこで口座を開くか(ネット証券の選び方)、何を買うか、毎月いくら積み立てるかを、初心者にやさしく解説します。
結局、NISAで何を買えばいいの?──初心者は「全世界インデックス」がラクな理由
NISAを始めたけど何を買えばいい?初心者は投資信託の「インデックス」、とくに全世界(オルカン)がラクで低コスト。その理由を、手数料の比較・30年後の差の試算・過去の成績パターンで、やさしく解説します。
新NISAとは?初心者向けにやさしく解説【2024年〜の新制度】
新NISAを「利益に税金がかからない制度」として基礎から解説。つみたて投資枠と成長投資枠の違い、年間360万円・生涯1,800万円の非課税枠、始め方3ステップ、注意点までやさしくまとめました。
🏡 家計・くらしのお金
節約・保険・教育費・住まいなど、毎日の家計まわりの話。
医療費が100万円かかったら?──「高額療養費」という、月の上限のしくみ
大きな病気で医療費が100万円かかっても、実際の自己負担は約8.7万円──公的医療保険には「高額療養費」という、ひと月の上限があります。マイナ保険証を使えば、窓口で30万円を立て替える必要もありません。上限額は2026年8月の診療分から引き上げられ、同時に1年間の負担に上限を設ける「年間上限」が新設されます。いくらからいくらに変わるのか、長い治療で負担が下がる「多数回該当」、食費や差額ベッド代など対象にならないお金まで、厚生労働省の資料でやさしくまとめました。
住宅ローン、いくらまでなら大丈夫?──「借りられる額」と「返せる額」は違います
家は人生でいちばん大きな買い物。でも銀行が「貸せます」と言う金額と、無理なく返せる金額は別ものです。フラット35の基準では年収の30〜35%まで借りられますが、実際に借りた人の平均返済負担率は23.2%(2024年度フラット35利用者調査)。新築は年収の7倍前後・中古は5倍台という実態、返済とは別にかかる税金・管理費・修繕積立などの維持費、ローンとセットの保険「団信」のしくみ、75%の人が選ぶ変動金利で気をつけたいことまで、住宅金融支援機構・国土交通省の公的データでやさしくまとめました。
子どもの教育費って、いくらかかるの?──"大学ぜんぶ"を今から用意しなくて大丈夫な理由
子ども1人の教育費は、すべて公立でも約1,098万円、すべて私立だと約2,661万円。数字だけ見ると気が遠くなりますが、全部を今そろえる必要はありません。毎年の家計から払う分と、18歳までに貯めておく「大学費用」を分けるのがコツ。味方になる児童手当(2024年10月から高校生年代まで拡充)や、貯金・学資保険・NISAの使い分けまで、文部科学省などの公的データでやさしくまとめました。
ふるさと納税って、結局おトクなの?──「実質2,000円」のしくみと、ポイント廃止のいま
名前に「納税」とついていますが、中身は寄付です。2,000円を超えた分が翌年の税金から差し引かれ、お礼の品が届く——これがふるさと納税。使っている人は約1,080万人です。2025年10月からポータルサイトのポイント還元は禁止されました。ただし「全部なくなった」わけではありません。何が消えて何が残ったのか、いくらまで寄付できるのか、手続きを忘れるとどうなるのかまで、総務省の公式情報でやさしくまとめました。
保険、入りすぎてない?──「もしも」に、いくら備えるかの決め方
保険は安心のために入るもの。でも、入ったきり中身を知らないまま払い続けていませんか。世帯の保険料は年間平均35.3万円、30年で1,000万円を超えます。じつは保険の出番は「めったに起きない×貯金では払えない」が重なったときだけ。そして日本に住んで働いていれば、あなたはもう大きな保険に入っています(高額療養費・傷病手当金・遺族年金)。残った"穴"を3つの質問で測る方法と、見直す前に絶対やってはいけないことまで、公的な情報でやさしくまとめました。
格安SIMって、遅くならないの?──スマホ代を下げても、困らない選び方
格安SIMは安いけど、遅くなるんでしょ…?その前に、そもそも自分に必要な速さはどれくらい?Googleで測る方法からお話しします。安くする道は2つ。まずは、いちばん安いところ——MVNO(mineo・日本通信SIM・IIJmio)から。ギガが足りなければ、その中で上げられます。混む時間がつらければahamo・povo・LINEMO・楽天へ、窓口もエリアも確実にしたいならUQ mobile・ワイモバイルへ。家族割の有無、解約月は日割りか満額か、メール、番号の引き継ぎまで、公式の情報でやさしくまとめました。
家計簿アプリって、こわくないの?──"つなぐの、こわい"を解いて家計を「見える化」
家計簿アプリは便利そうだけど、銀行やカードとつなぐのはこわい…その不安にお答えします。連携でしているのは「見る」ことだけで、アプリからお金は動かせません。資産の中身がどう扱われるかもやさしく解説。手書きが続かない理由・アプリでできること・代表的なアプリ(一例)・続けるコツまで、初心者にもわかるようにまとめました。
「投資したいけど、お金がない…」まず家計を見直して"種銭"をつくる3ステップ
投資したいのに、毎月お金が残らない…その悩み、家計の見直しで解けます。コツは「余ったら投資」ではなく、先に"種銭(たねせん)"をつくること。①家計簿アプリで見える化 ②固定費(とくに通信費)を削る ③浮いたお金をNISAへ——の3ステップを、初心者にやさしく解説します。
🧓 老後・年金・もしもの備え
年金はいくら?働けなくなったら?将来の不安に数字で答えます。
貯めたお金は、どう使う?──資産の取り崩し、定額と定率のふたつ
いくら積み立てるかの話はよく聞くのに、貯めたお金の使い方を教わる機会はほとんどありません。取り崩しの出発点は、毎月の生活費のうち年金でまかなえない分です。65歳以上の夫婦のみの無職世帯では、毎月の暮らしに42,434円が足りていませんでした(総務省・家計調査 2025年平均)。期間は平均寿命ではなく65歳からの余命で見ます。女性は半数が90歳まで生きるからです(令和6年簡易生命表)。毎年同じ額を使う「定額」と残高の一定割合を使う「定率」のちがい、始めてすぐの下落が資産の持ちを大きく縮めること、年金を遅らせて取り崩す額そのものを減らす方法、NISAと課税口座のどちらから使うかまで、公的なデータでやさしくまとめました。
働き手が亡くなったら、遺族年金はいくら?──残された家族を支える2つの年金
一家の働き手にもしものことがあったとき、残された家族に「遺族年金」が支給されます。ただし会社員と自営業では支えの厚みが大きく違い、自営業で子どもがいないと受け取れないこともあります。遺族基礎年金は子どものいる家庭に年847,300円+子の加算、会社員や公務員はさらに遺族厚生年金が上乗せされます(令和8年度)。誰がいくら受け取れるのか、子どもが巣立つと年金が止まる「空白」を埋める中高齢寡婦加算、我が家に足りるかを確かめる方法、2028年の見直しまで、日本年金機構の資料でやさしくまとめました。
働けなくなったら、お金はどうなる?──傷病手当金と障害年金、2つの支え
病気やけがで長く休むことになったとき、収入を支えるしくみが2つあります。最初の1年6か月は健康保険の「傷病手当金」で、給与のおおよそ3分の2。その先は「障害年金」で、障害基礎年金は2級で年847,300円、1級で年1,059,125円です(令和8年度)。協会けんぽの調査では令和6年10月だけで179,680件が支給され、平均の支給期間は約5.7か月、原因のいちばんは精神および行動の障害でした。がんや糖尿病も障害年金の対象になること、2つの制度のつなぎ目で気をつけることまで、協会けんぽ・日本年金機構の公的な情報でやさしくまとめました。
年金って、結局いくらもらえるの?──ねんきん定期便の見方と、老後の家計
「老後2,000万円」と言われても、そもそも自分の年金額を知らないと足りるかどうか計算できません。年金は2階建て——会社員だった方の平均は月約15万1千円、自営業だった方は月約5万9千円と、2倍以上の差があります(厚生労働省の令和6年度データ)。自分の額は毎年届く「ねんきん定期便」でわかりますが、50歳を境に書いてある金額の意味が変わる点に注意。受け取りを60〜75歳のいつ始めるかで年金額が24%減〜84%増になるしくみまで、公的な情報でやさしくまとめました。
読んだあとは、数字で試す
記事で分かったら、無料シミュレーターに自分の金額を入れて確かめてみましょう。