💰 やさしいお金

購入vs賃貸 住居費シミュレーター

「家は買うべき?借りるべき?」——この問いに正解はありません。
でも「どちらだと、いつ・いくらかかるか」は数字で確かめられます。
実は、家は買ったら終わりではありません。
固定資産税・修繕・管理費・保険など、買ったあともかかり続けるお金があります。
このツールは、ローン返済や家賃だけでなく、団信・税金・修繕・管理費・更新料・住み替え費用までまるごと並べて比較します。

旗の立つ丘の頂上へつづく道を、コイン積みの階段のふもとから見上げるコブタの貯金箱のイラスト

🔍 このツールでわかること

🗓 比較の期間

🏠 買う場合

この条件で戻る見込み:合計 約268万円13年間・年平均 約206,226円/月あたり 約17,185円)
借入額(物件価格−頭金=約3,500万円)が上限(3,500万円)の中におさまっているため、「子育て世帯等」にチェックを入れても、上限の大きい区分に変えても、この金額は増えません。金額が動くのは、物件価格・頭金・金利・返済期間を変えたときです。※控除が使えるのはローンで買う場合だけです。一括で買う場合にはつきません。

🔑 借りる場合

💼 家賃手当(住宅手当)

🏦 ローンで買う:実質負担額(55年間)
約7,545万円
月々にならすと約114,321
返済中の毎月:約146,793円(返済+維持費)
返済後の毎月:約36,167円(維持費)
💰 一括で買う:実質負担額(55年間)
約6,667万円
月々にならすと約101,015
買ったあとの毎月:約36,167円(維持費はずっと続く)
🔑 借りる:実質負担額(55年間)
約7,235万円
月々にならすと約109,621

このツールはどちらが得かを決めるものではありません。 買った家が資産として残る価値や、将来の売却額は計算に入れていません。 「同じ期間で、いつ・いくらかかるか」を並べて、納得して選ぶための材料です。

🏦 ローンの中身

毎月の返済額
110,626
うち団信の上乗せ分
3,462
期間内に払う利息の合計
1,001万円
期間内の団信の合計
145万円

💚 戻ってくるお金・もらえるお金

住宅ローン控除の合計(ローンで買う)
268万円
控除期間(13年間)の平均
年約206,226円(月約17,185円)
家賃手当の合計(賃貸)
0万円
家賃手当の合計(購入)
0万円

※控除は満額受けられる前提の簡易計算です。納めている所得税が少ないと、ここまで戻らない場合があります。

実質負担額の積み上がり——線が交わる年齢が「逆転のタイミング」です

※買う場合は最初の年に頭金・諸費用(一括なら物件価格全額)がのるため、序盤は高く出ます。控除・手当は引いたあとの金額です。

🏦 ローンで買うの内訳(55年間)

頭金・購入時の諸費用
780万円
ローン返済(元金分)
3,500万円
ローン返済(利息分)
1,001万円
ローン返済(団信の上乗せ分)
145万円
固定資産税・都市計画税
660万円
火災・地震保険
110万円
管理費
759万円
修繕積立金
858万円
支出の合計
7,813万円
ローン控除で戻る分
−約268万円
実質負担額
7,545万円

💰 一括で買うの内訳(55年間)

物件価格+購入時の諸費用
4,280万円
固定資産税・都市計画税
660万円
火災・地震保険
110万円
管理費
759万円
修繕積立金
858万円
支出の合計
6,667万円
実質負担額
6,667万円

🔑 借りるの内訳(55年間)

家賃
6,600万円
更新料
220万円
火災保険
55万円
入居・住み替えの費用
360万円
支出の合計
7,235万円
実質負担額
7,235万円

※賃貸は期間内に住み替え5回+最初の入居1回、契約更新22回を数えています。

本格的なライフプラン表(キャッシュフロー表)は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談すると自分専用のものを作れます。日本FP協会のサイトでも相談窓口や作成ツールが公開されています。

この画面を1枚の画像にして端末に保存します(外部には送信されません)

計算式と前提条件の解説

「実質負担額」の考え方

3つの住まい方それぞれについて、選んだ期間の支出を全部足し、戻ってくるお金を引きます。

実質負担額 = 支出の合計 − 住宅ローン控除で戻る分 − 家賃手当でもらえる分

🏦 ローンで買う

  • ・頭金+購入時の諸費用
  • ・毎月の返済(元金+利息+団信)
  • ・固定資産税・都市計画税
  • ・火災・地震保険
  • ・管理費・修繕積立金/修繕のそなえ
  • − 住宅ローン控除

💰 一括で買う

  • ・物件価格+購入時の諸費用
  • ・固定資産税・都市計画税
  • ・火災・地震保険
  • ・管理費・修繕積立金/修繕のそなえ
  • (利息・団信・控除はなし)

🔑 借りる

  • ・家賃(共益費込み)
  • ・契約更新料
  • ・火災保険
  • ・入居・住み替えの費用
  • − 家賃手当(出る場合)

「買うか借りるか」の比較でよくあるのは、ローンの返済額と家賃だけをくらべてしまうことです。実際には、買うとローン以外に月2〜3万円の維持費がかかり、借りると更新料や住み替えのたびの出費があります。全部を含めた金額どうしでくらべて、はじめて実感に近い比較になります。

住宅ローン控除(2026年以降に入居する場合)

年末のローン残高の0.7%が所得税(引ききれない分は住民税の一部)から戻る制度です。残高には住宅の省エネ性能ごとの上限があります。

住宅の区分 残高の上限(一般) 同(子育て世帯等) 期間
新築:長期優良・低炭素 4,500万円 5,000万円 13年
新築:ZEH水準省エネ 3,500万円 4,500万円 13年
新築:省エネ基準適合 2,000万円 3,000万円 13年
中古:長期優良・低炭素/ZEH水準 3,500万円 4,500万円 13年
中古:省エネ基準適合 2,000万円 3,000万円 13年
中古:その他 2,000万円 2,000万円 10年

出典:国土交通省「令和8年度税制改正概要」(令和7年12月)。子育て世帯等=19歳未満の子がいる世帯、または夫婦のいずれかが40歳未満の世帯。省エネ基準に満たない新築住宅は原則対象外です。新築の省エネ基準適合住宅は2027年末までに建築確認を受けたものが対象です。

前提と注意点

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よくある質問

Q. 結局、買うのと借りるのはどちらが得ですか?

A. このツールは「どちらが得か」を決めるものではありません。将来の家の価値・金利・家賃相場は誰にも読めないため、確かな答えは出せないからです。その代わり、同じ条件を置いたときに「いつ・いくらかかるか」を並べて見られます。金額の差と、お金以外の価値(住み替えの自由、持ち家の安心感など)を合わせて、ご自身で納得できる選択をするための材料としてお使いください。

Q. 購入の毎月の支払いは、ローンの返済額だけ見ておけばいいですか?

A. ローン返済のほかに、固定資産税・都市計画税、火災・地震保険、マンションなら管理費と修繕積立金、戸建てなら将来の修繕のそなえが毎月・毎年かかります。国の調査では、マンションの管理費は平均で月11,503円、修繕積立金は月13,054円です(国土交通省・令和5年度マンション総合調査)。合わせて月2〜3万円がローンとは別にかかる計算になり、このツールはそこまで含めて合計します。

Q. 住宅ローン控除では、実際いくら戻ってきますか?

A. 年末のローン残高の0.7%が、所得税(引ききれない分は住民税の一部)から戻ります。期間は新築で最長13年です。たとえば残高3,000万円なら年21万円、月にならすと約1.75万円の計算です。ただし住宅の省エネ性能による限度額があり、納めている税金より多くは戻りません。このツールでは満額受けられる前提の目安を、年換算・月換算で表示しています。

Q. 賃貸の住み替え費用は、どれくらい見ておけばいいですか?

A. 敷金・礼金・仲介手数料・前家賃で家賃の4〜5か月分、これに引っ越し代と退去時の補修費で10〜20万円ほどが一般的な目安です。家賃10万円なら1回あたり50〜70万円ほど。転勤や家族構成の変化で何回住み替えるかによって、賃貸の総額は大きく変わります。このツールでは住み替えの頻度と1回あたりの費用を自由に変えて試せます。

Q. 家賃手当(住宅手当)は考えに入れるべきですか?

A. 大きく影響するので、ぜひ入れてください。たとえば月2万円の手当が60歳まで25年間出ると、合計600万円になります。会社によって「賃貸のときだけ出る」「持ち家でも出る」「そもそもない」と条件が違い、賃貸のときだけ出る会社では、その分だけ賃貸の実質負担が下がります。就業規則や総務部門で条件を確認してから入力すると、実態に近い比較になります。

Q. 一括購入とローン購入は、何が違ってきますか?

A. 一括購入は利息と団信の費用がかからない分、支払う総額は少なくなります。いっぽうローン購入は住宅ローン控除(最長13年)を受けられ、手元に現金を残せます。ただしこのツールでは、手元に残した現金を運用した場合の増え方までは計算していません。大きな金額の判断なので、実行前にファイナンシャルプランナー等への相談をおすすめします。

Q. 固定資産税はいくらで入力すればいいですか?

A. すでに持ち家の方は、毎年届く納税通知書の金額をそのまま入れてください。これから買う方は、物件の広告や不動産会社に「固定資産税・都市計画税の見込み額」を確認するのが確実です。目安がわからない間は年10〜15万円程度から始めて、あとで実際の数字に差し替えると精度が上がります。新築住宅には当初数年間、税額が軽くなる特例もあります。

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本ツールの計算結果は、入力された条件に基づく概算のシミュレーションであり、将来の運用成果や税額を保証するものではありません。投資には価格変動リスクがあり、元本を割り込む可能性があります。実際の投資・税務の判断は、金融機関や税理士等の専門家にご相談のうえ、ご自身の責任で行ってください。当サイトは特定の金融商品の推奨や投資助言を行うものではありません。また、当サイトにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。詳しくは免責事項をご覧ください。